マイナンバーをめぐる状況 今、どうなってるの?
控訴審は1月30日に結審しました。判決期日は追って知らせるとのことでしたが、いまだ裁判所から連絡がありません。昨年11月30日に結審した東京訴訟も同様です。
3月9日、福岡・名古屋・仙台訴訟において最高裁は「マイナンバーの利用が税、社会保障、災害対策に限定されている」として合憲と判断しました。しかし、6月2日、成立した「改正」番号法により、限定を越えた利用拡大ができるようになりました。合憲と判断した最高裁判決と整合性がとれるのでしょうか。高裁は怯むことなく判断してほしいと思います。弁護団は「法改悪で状況が変わったので再度審議を行うべきだ」として、6月5日「口頭弁論再開申立書」を提出しました。
番号法改悪でマイナンバーをめぐるトラブルが次々でています。特にマイナ保険証に至っては7300件超の誤登録が発覚しています。それでも河野デジタル大臣、岸田首相は来年秋に保険証を廃止し、マイナ保険証との一体化を行うといっています。
集会では、口頭弁論再開申立や高裁判決の見込みについて、またマイナ保険証をはじめ、番号法改悪で何が変わるのかなど、この間の状況について、情報を共有し意見交換したいと思います。ぜひご参加ください。
日時 2023年8月1日(火)18:30~
会場 神奈川県保険医協会・会議室
内容
- 弁論再開の申立提出と高裁判決の見込みなど
- 番号制度やマイナカードを巡るこの間の状況
- 保険証廃止、オンライン資格確認義務化の問題点など
- マイナカード総点検など自治体現場の状況
- 質疑、意見交換など
連絡先 080-5052-0270(宮崎)
会場地図
主催 マイナンバー(共通番号) 違憲訴訟神奈川 原告団・弁護団/神奈川県保険医協会